結論:キャッツあいしてる
私はミュージカル「キャッツ」が大好きです。
劇団四季好きなんだ!どの作品が好きなの?と聞かれたら即答で「キャッツ」と答えます。
とは言ってもキャッツを知った頃は物語やキャラクターにはピンと来ておらず、どちらかというと曲が好きでキャッツばかり聴いてましたが、何年か経ってキャッツへの意識がガラリと変わる出会いがありました。
2018年大井町キャッツシアターでのことです。
「一番前で観てみたい!」という夢を叶えるべく頑張って取ったS回転席の最前チケット。
別世界でした。
目の前に現れる猫も、広がる世界も、ジェリクルがつくる夜行列車も。
あの時、私は確かにスキンブルの列車に乗ってジェリクルたちと旅をした。
今目の前に広がっている世界が、目の前にいる猫たちが。私の生まれる前からずっと続いて、受け継がれて、今私がここで観ている。
その歴史にグッとくるものがあったし、目の前にいる猫は俳優さんではなく「ジェリクルキャッツ」そのものでした。
それからジェリクルたちに興味を持ち、私が観たものはなんだったのか。どんな猫がいるのか。
ひとつひとつ覚え、観るたびに発見し次回の観劇を楽しみに日々を過ごしていたと思います。
楽しい観劇の間には苦しいことや悲しいこともあったけど
『思い出を道連れにして ゴトゴト揺られて
夢みるうちに きこえてくるよ 明日の訪れ』
スキンブルナンバーのこの歌詞に、何度も救われてきました。
キャッツを観るたび、聴くたびに「生きててよかった、また明日からも頑張ろう」『人生は生きるに値する』を実感します。
私の人生にキャッツがあってよかった。これからもどうかキャッツがずっと続いていきますように。